Manjaro(i3)のインストール+構築メモ
もくじ
- もくじ
- ISOファイルのインストール
- Viratualbox
- VMware
- X230
- 実機でやったところまで
- インストール
- インストール後
- pacmanのミラーサーバーの変更
- 圧縮をマルチコア対応にする
- アップデートとリポジトリの同期
- homeディレクトリのディレクトリを英語化
- ネットワーク関連
- 日本語の設定
- フォントのインストール
- manコマンドの日本語化
- ウェブブラウザをFirefoxに変更
- unzipのインストール
- 右上の文字化けの解消
- リカバリーポイントの設置
- アダプタアドレスの確認
- フォーカスをvimライクにする
- zshへの移行
- PDFviewer
- terminatorのインストール
- vimのクリップボードを使えるようにする
- Conkyのカスタマイズ
- Ncmpcppの導入
- マウスカーソルテーマの変更
- 天気予報
- カーネルの管理
- 高度な電源管理の導入
- pstの導入
- 開発環境系
- セキュリティ関係
- メモ
- いじったドットファイル一覧
ISOファイルのインストール
下記URLからインストール、ほかのデスクトップ環境も柔軟に用意されている。
現在の最新のManjaroi3のバージョン18.1.0はインストール環境において日本語だと、文字化けを起こすのでManjaroi318.0.4をインストールします。
Downloading File /z_release_archive/i3/18.0.4 - Manjarolinux Community - OSDN
流れとしては、仮想マシンでテストしたのちに実機に構築する流れでいきます。
Viratualbox
最小構成は、1GHzのCPU・メモリが1GB・容量は30GBとなっているそうです。(オリジナルのソースから調べたわけではないので違う可能性あり)
自分はメモリ:5120M ストレージ:50GBとする。
VMware
メモリとストレージはVbox同様
X230
もともとArchとして使用していたけれど、開発に安定しないArchを使うのはどうかなと思ったのでManjaroに変更する
文字化け対策
18.1,0の場合
今回のバージョンでは日本語フォントが導入されていないのか文字化けするので英語で設定をしていく。
文字化けを回避する至極簡単な方法があった!
フォントを入れる
ミラーサーバーの最適化
sudo pacman-mirrors --fasttrack
アップデート
sudo pacman -Syu
フォントのインストール
sudo pacman -Sy adobe-source-han-sans-jp-fonts
・ただこれがやっていいことなのかわかんない(^q^)
実機でやったところまで
・インストール
・右上の文字化け対策(ユーザーのみ)
・フォントのインストール
・homeディレクトリの英語化
・pacmanのミラーサーバー変更
・圧縮をマルチコアに
・日本語の設定
・unzipのインストール
・timeshiftの設置
・terminatorに移行
・
インストール
仮想環境でのインストール
起動
ロケール、言語、キーボードを日本に設定
ドライバーはデスクトップの仮想環境でNVIDAのビデオカードなので、nonfreeにする(その方がよいらしい)
こちらのFreeとNonFreeの意味は、オープンソースのドライバを使用するか、プロプライエタリなドライバを使用するかの選択となる。
また、ドライバーに関してはMHWDというManjaroオリジナルのツールを利用することにより、簡単に確認とダウンロードを行うことができる。以下を参照のこと。
GUIで行いたい場合は、以下のツールがある。
インストールツール
言語の選択
ロケールの選択
Tokyoにする
キーボードの設定
デフォルト
パーティション
特にリカバリーする必要性がなければ、消去
パーティションを切る目的としては
・/swap : ハイバネートを行う際に必要。大きさはメモリの内容を入れるので、メモリと同程度
・/home : システムをごっそり入れ替える際の保険
それ以外は目的を知らないので、良ければ教えていただければ幸いです。
ユーザー設定
指示通りに設定
そして再起動で終了
インストール後
pacmanのミラーサーバーの変更
ワンコマンドで行けるらしいので
modキー+Enterでターミナルを起動し
sudo pacman-mirrors --fasttrack
と入力する(なかなか時間がかかる)
圧縮をマルチコア対応にする
/etc/makepkg.confを編集
sudo vim /etc/makepkg.conf
/COMPRESSXZで検索し
COMPRESSXZ=(xz -c -z -)
を
COMPRESSXZ=(xz -c -z - --threads=0)
もしくは
COMPRESSXZ=(xz -T 0 -c -z -)
に編集
アップデートとリポジトリの同期
sudo pacman -Syu
もしくは
yay
最新のイメージではないので時間がかかる
基本はyesで
この時点でAURヘルパーのyayはデフォルトでインストールされているので使用できる。
GUIでインストールしたい方は右下から
homeディレクトリのディレクトリを英語化
sudo pacman -S xdg-user-dirs-gtk LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
再起動を行う
ネットワーク関連
右下にツール(Advanced Network Configuration)があるのと、ctrl+Mod+bで各種システムの設定を行える。
MACアドレスの調べ方(無線LAN)
ip addr show
で出る一覧のデバイス名がwから始まるやつ
ProxyManのインストール
このgithubからgit cloneまたは圧縮ファイルをインストールする。 その後、環境変数を通す
sh /home/hoge/ProxyMan/install
シェルを再起動し、ProxyManのディレクトリで
./install
これでインストールは完了
yayにプロキシを通す
/etc/sudoers
をsudoをで開き、以下を追加する
Defaults env_keep += "ftp_proxy http_proxy https_proxy no_proxy"
読み取り用のファイルだが、w!
で上書きできる
日本語の設定
必要なツールのインストール
sudo pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitx-mozc
~/.xprofileに以下を記述
export LANG="ja_JP.UTF-8" export XMODIFIERS="@im=fcitx" export XMODIFIER="@im=fcitx" export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MODULE=fcitx export DefaultIMModule=fcitx
~/.i3/configに以下を記述
#Autostart applications exec --no-startup-id fcitx
再起動を行う
フォントのインストール
sudo pacman -S adobe-source-han-sans-jp-fonts
私はこれにしましたが、お好みで
この後フォントの設定を行います。
Ctrl + Super + b
⇓
4 Appeearance
⇓
3 Set font
⇓
Source Han Sans JP Normal
この際に何か聞かれるが、これはフォントのサイズを聞いているので、デフォルトの10にする。
再起動する
manコマンドの日本語化
すべて変わるわけではないが
いざというときに見るとき英語だと疲れるので…
yay man-pages-ja 20191015-1
結構時間がかかる(注意)
ちなみにELFファイル等のマニュアルもあるし、わかりやすいらしいので読んでみては…?(提案)
参考
ウェブブラウザをFirefoxに変更
デフォルトブラウザに変更
i3のショートカットの編集
vim ~/.i3/config
# bindsym $mod+F2 exec palemoon bindsym $mod+F2 exec firefox
にコメントアウと追加を行う
unzipのインストール
なぜかunzip画デフォルトで入ってないので、追加します。
sudo pacman -S unzip
右上の文字化けの解消
migu 1mをインストールし
ユーザのみ適用
migu 1mのフォントファイルすべてを~/.fontsに配置
cp -r migu-1m-20150712 ~/.fonts
システムに適用
cp migu-1m-bold.ttf ,igu-1m-regular.ttf /usr/share/fonts/TTF
もしくはインストールから一発でやる場合
curl http://freebsd.sing.ne.jp/download/font/migu-1m-20150712/migu-1m-regular.ttf --output /usr/share/fonts/TTF/migu-1m-regular.ttf curl http://freebsd.sing.ne.jp/download/font/migu-1m-20150712/migu-1m-bold.ttf --output /usr/share/fonts/TTF/migu-1m-bold.ttf
conkyに適用
sudo /usr/share/conky/conky_maia
のすべてのBitstream Vera Sansをmigu 1mに入れ替え
:%s/Bitstream Vera Sans/migu 1m/g
参考
https://freebsd.sing.ne.jp/linux/10/03/08/02/12.html
リカバリーポイントの設置
timeshiftを利用
インストール
sudo pacman -S timehshift
参考
TimeMachineのように使用できるLinux向けのスナップショットアプリTimeshiftの使い方
githubの利用
mkdir ~/dotfile
cd dotfile
git init
各種設定ファイルを_<ファイル名>としdotfile直下に作成
ドットファイルからのハードリンクをつなげる
rmコマンドからのファイルリカバリー
rmコマンドは論理削除(認識できなくなるだけ)なので、まだリカバリーできる可能性があります。
Extundeleteをインストールします。
sudo pacman -S extundelete
アダプタアドレスの確認
何やらnet-toolsは将来的に廃止されるようなので使わないことにします
使用するパッケージはiproute2
のipやss等です。
ip addr show
で出てくるリストのlink/etherがMACアドレス
フォーカスをvimライクにする
zshへの移行
fishのようなシンタックスハイライト
sudo pacman -S zsh-syntax-highlighting
bashからzshに移行する際の設定ファイル系の移行が不明なので、邪道というか大丈夫か不安だけどbashrcを利用してzshを起動するようにする
#zshの起動 zsh
ほしいのはzshの対話としての機能だから多少はね?
zshに関して以下未検証
zprofileに設定をコピー
cat ~/.bash_profile >> ~/.zprofile
シェルの変更
chsh -s $(which zsh)
テーマの一覧表示
prompt -p
PDFviewer
現在Foxit ReaderかQpdfviewを検討中
terminatorのインストール
sudo pacman -S terminator
デフォルトをterminatorに変更
# start a terminal bindsym $mod+Return exec terminal
を以下に変更
# start a terminal bindsym $mod+Return exec terminator
に変更
・terminatorの透明化は設定→プロファイル→背景(0.60くらい)
・タイトルバーの赤色がヤバイ設定→一般→ターミナルタイトルバー
・スクロールバッファを10000に変更
vimのクリップボードを使えるようにする
手っとリばやいgvimを入れるかを検討
gvimに入れ替えることにした。
sudo pacman -S gvim
Conkyのカスタマイズ
このManjaroi3のConkyの設定ファイルの置き場所が分かりずらいのですが
/usr/share/conky/conky_maia
においてあります。また各種テーマもここに配置されており、起動したいテーマを
/usr/bin/start_conky_maia
ここに一括してスクリプトを作成し~/.i3/config
にある
exec --no-startup-id start_conky_maia # exec --no-startup-id start_conky_green
これで毎回起動時にスタートしているみたいです。
参考
Conky empowered desktop by laserbeam3 on DeviantArt
これはUbuntuのなんですけど、ものすごいかっこいいので再現したい
ConkyでDockerのステータスチェック
Conky
Ncmpcppの導入
マウスカーソルテーマの変更
マウスカーソルの設定は
~/.icons
天気予報
wttrのサービスを利用する
これをaliasとして指定する場合
~/.zshrcに
alias wttr='() { curl -H "Accept-Language: ${LANG%_*}" wttr.in/"${1:-Tokyo}" }'
とする。この際wttrと打つだけだとデフォルトのTokyoの天気が出て、引数に日本語、もしくは、英語の地域を指定すると指定された地域の天気が出る。
カーネルの管理
Manjaroにはカーネル管理ソフト(mhwd-kernel)が最初からインストールされているので、それを利用します。
現在の使用しているカーネルの確認とインストールしているカーネルの確認
mhwd-kernel -li
インストールすることのできるカーネルの確認
mhwd-kernel -l
・rtという表示があるがこれはリアルタイムカーネルである。リアルタイムカーネルはレスポンスが高速なので、ドローンや組み込み機器に使用される。よって、ラップトップPCには、たぶん必要ないと思う
カーネルのインストール(以下はLinuxカーネルver5.3.0の場合)
*開発用としてLinuxを使用する場合、不安定になる可能性があるため、バグがない限り変更しない方がよいらしい
この際rmc
オプションをつけることにより、現行のカーネルを削除しつつインストールできる
sudo mhwd-kernel -i linux53
その後リブートし、初めのブートローダの画面からAdvanced options for Manjaro Linux
を選択
その後、変更したい対象のカーネルを選択しブートする
・fallback initramfs:
参考
Manjaro Kernels (日本語) - Manjaro Linux
高度な電源管理の導入
参考
pstの導入
vimで有名なゴリラさんの作成したpstが何やら話題だったので導入
Goをインストール
sudo pacman -S go
git clonesしてインストーラーを実行
cd pst go install
使い方はまた別の機会に調べます...
開発環境系
仮想・コンテナ
VirtMnager
関連ツールをインストール
sudo pacman -S virt-manager qemu vde2 ebtables dnsmasq bridge-utils openbsd-netcat
自分の場合すでにdnsmasq
がインストールされていたので、再インストールしないように注意。再インストールになると警告された場合除外してください
停止している仮想ディスクの中身をいじることのできるツールをインストール
yay libguestfs
ソースコードからビルドしてるのかめっちゃ時間がかかる
デーモンの起動
sudo systemctl enable libvirtd.service
sudo systemctl start libvirtd.service
これでセットアップは終了
使い方
今後
Docker
せっかくの環境を汚したくないのでDockerの設定をまずは行います。
VScodeのインストール
Vimもいいけどcodeもいいよね!
sudo pacman -S code
Japanese Language Packを拡張機能からインストール
⇓
Shift+Ctrl+pで検索フォームを開き
⇓
configure display languageと検索
⇓
jaに変更し、終了
Python
pipのインストール
sudo pacman -S python-pip
C言語
デフォルトでgccがインストールされています
Nim言語
gccはすでにあるので、Nim関係のツールとコンパイラを導入します。
今回はAURにchoosenimがあるので、それをインストールし、Nimの導入を行います
yay choosenim
packages to installと出たらchoosenimに割り振られた番号を入力
インストール後stable版のインストールを行う
choosenim stable update
ビルドするので結構時間がかかるので、フリーズしたと勘違いしないように注意
vim ~/.zshenv
でzshenvを開き
nimbleの環境変数 export PATH=/home/hoge/.nimble/bin
を追加し
choosenim stable
で最新版の安定版がインストール 参考
セキュリティ関係
正直Webサーバーでもない個人のLinuxに設定を行う必要はあんまりない気がしますが、経験して損はないので導入します。あと、フォーラム調べた感じManjaroのカーネルは公式にはMACには対応してないっぽいですね…カーネルいじれるマンになりたい…
ファイアーウォール
四つほど選択しがあります、自分はめんどくさいのでgufw
にしました。
iptables
めちゃんこ難しいらしい…機会があればまとめます
ufw
iptablesよりはマイルドですが、ネットワークセキュリティのことよくわかってないと…
firewalld
CentOSとかで利用されているやつですね、リファレンス等は多いのじゃないでしょうか
gufw
ufwをなるべく簡単にしようと開発されたufwのグラフィカルフロントエンドです。
アンチウイルスソフト
ClamAV
Linuxで有名なアンチウイルスソフトです。
参考資料
インストール
sudo pacman -S clamav
これでインストールは終了
設定
最新のウイルス定義データベースに更新
sudo freshclam
デーモンを起動する前に更新しておかないと、正しく起動できなくなるので注意
次にデーモンの起動
sudo systemctl enable --now clamav-daemon sudo systemctl enable --now clamav-freshclam
--nowをつけることによりenableの時にstartも行っています
デーモンのステータスチェック
sudo systemctl status clamav-daemon && sudo systemctl status clamav-freshclam
ウイルス定義データベースのバージョンチェック
freshclam -V
使用方法
Clamtk
ClamAVのグラフィカルフロントエンドなのですが、自分がインストールするとすごく重かったのでClamAVに戻しました
インストール方法
sudo pacman -S clamtk
メモ
・スクリーンロックがかかったら、そのままパスワードを打ってエンター ・インストールする際に基本はpacmanで、AURの利用とアップデートの時だけAURヘルパーを使用
いじったドットファイル一覧
~/.xprofile
~/.zshrc
~/.zshenv
~/.i3/config